面白いなぞかけとは
面白いなぞかけとはどんなものでしょうか。私・安楽庵なりに考えてみました。
1.基本的に意味系のなぞかけ(*)は面白い。
(例)「ジャズ」とかけて「ゴルフ」ととく、そのこころは「クラブでスイングします。」
(例)「アイスクリーム」とかけて「ゴルフ」ととく、そのこころは「スコーンとカップに入ります。」
どうです上の2つ。「クラブ」「スイング」「スコーン」「カップ」という言葉は見事に2つの意味を表しています。
このような誰もが思いつかない、2つの意味を持つ言葉を提示することがなぞかけの面白さのひとつです。
*意味系のなぞかけについての説明はこちら。
2.物事の本質をつくようなメッセージがある。
発音系にしろ、意味系にしろ、1つのなぞかけには必ず2つのメッセージが含まれます。
そのうちの1つが物事の本質をつくようなメッセージを言っていれば、
そのなぞかけはとても面白いものになります。
(例)「めがね」とかけて「男女の仲」ととく、そのこころは「近かったり、遠かったり、乱れたりします。」
(例)「初恋」とかけて「高校野球」ととく、そのこころは「さわやかな先生(宣誓)から始まります。」
どうですか。物事の本質まではいかなくても、
男女の仲や恋についてちょっと興味深いことを言ってますよね。
あとの3つは発音系のなぞかけに関して言えることです。
3.誰もが思いつかない言語的発想がある。
(例)「愛知万博」とかけて「名古屋に10日間滞在」ととく、そのこころは「愛・地球博(愛知9泊)」
(例)「決闘」とかけて「膣外射精」ととく、そのこころは「生死(精子)をかけてやってます。」
どうです上の2つ。「愛・地球博」から「愛知9泊」はふつう発想できないですよね。
「生死をかけて」から「精子をかけて」は思いもつきませんよね。
このような誰もが思いつかない言語的発想を提示することがなぞかけの面白さのひとつです。
4.とにかくたくさん言葉がかかっている。
(例)「新聞の朝刊」とかけて「お坊さん」ととく、そのこころは「今朝来て(袈裟着て)、今日読む(経読む)。」
(例)「新撰組の最期」とかけて「リストラ後インターネットで起業」ととく、
そのこころは「近藤首斬られて(今度、クビ切られて)、斉藤一(サイトを始め)単独行動します。」
力ワザです。これだけたくさん言葉がかかっていれば、それだけで圧倒されます。
5.イメージが正反対なものを、1つの言葉で端的に結びつける。
これは3とは逆に短く表現します。でもどこかとぼけたところがあって面白いのです。
(例)「帽子」とかけて「アフガニスタン」ととく、そのこころは「カブール(被る)。」
帽子というきわめて日常的な存在とアフガニスタンという緊迫した状況、
その全く異なる2つのイメージのものを平然と1つの言葉で結びつける。そこに面白さが生じます。
(例)「好きな彼女と初めて手を握ったとき」とかけて「鬼界ヶ島に都から船がやってきたとき」ととく、
そのこころは「ときめきの瞬間(俊寛)。」
どうです。初恋と俊寛ですよ。エライ違うもの2つですよね。
それをシュンカンという語でかけています。
「ときめきの俊寛」なんてどことはなくバカバカしくて面白くありませんか。
以上、私・安楽庵が面白いなと思うなぞかけとその面白さの理由を考えてみました。
いかがでしたでしょうか。面白いなぞかけを作る参考になったでしょうか。
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